タイで、920MHz帯を使ったIoT向けの無線通信をするための規制は、少し複雑です。
まずNBTCの無線通信装置の取り扱いに関するライセンスには、以下の種類があり、
製造
所有
利用
輸入
輸出
販売
基地局設置
920MHz帯の通信装置を利用する場合、電波強度(E.I.R.P)により以下のように必要なライセンスと認証のクラスが分類されます。
50mW未満
必要なライセンス : 販売
装置の認証クラス : SDoC
50~500mW
必要なライセンス : 製造、輸入、販売
装置の認証クラス : Class A
500mW以上
必要なライセンス : 製造、所有、利用、輸入、輸出、販売、基地局設置
装置の認証クラス : Class A
また、既設の通信サービスを利用するのではなく、自社で通信ネットワークを構築して通信サービスを提供する場合には、通信事業者の免許も必要となります。
関連 : タイの電波法とNBTC無線認証の取得
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