バンコクポストによると、タイのNBTC(the National Broadcasting and Telecommunications Commission)はIoTプラットフォーム向けに920MHz帯の無線通信を免許不要で利用できるようにする方向で検討しており、2017年6月に方針の発表を予定しているとの事です。
世界的な広がりを見せているLPWAの”LoRa”や”sigfox”をはじめ、ヨーロッパで実績のあるエネルギーハーベスティング無線技術”EnOcean”や日本のスマートメーターで使われている”Wi-SUN”も920MHz帯を利用しており、920MHz帯の無線利用が可能になればタイでのIoTの広がりが加速することは間違いないでしょう。
また、日本で積極的に取り組みが進んでいる920MHz無線通信を使った製造業向けIoTソリューションを、日系工場が多数稼動しているタイでそのまま利用できるため、製造業のIoT化も進むと思われます。
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