2.4GHz / 5GHz 帯無線通信の規制変更

NBTCは2.4GHz および 5GHz 帯を利用する無線通信の新しい規制 NBTC TS 1035-2562 を2019年11月12日に発行しました。従来の規制である NBTC TS 1012-2551 (Radio Local Area Network – RLAN)に置き換わる規制となります。NBTC TS 1012-2551との主な違いは以下の通りです。 試験規格のバージョンを明記 (e.g. EN300 328 V2.1.1, EN301 893 V2.1.1., EN302 502 V2.1.1) 5.725 – 5.850 GHz帯は EN 302 502 試験レポートを許容する EN 300 400 試験レポートは認めない LTEプライベートネットワーク技術要件を追加 安全試験レポートとして IEC 62368-1 を認める NBTC TS 1035-2562 本文 (タイ語)

免許不要で利用可能な無線機器の変更(タイ)

NBTCは無線通信機器の規制を緩和し、免許不要で利用できる機器を増やしました。 この新しい法規は、2018年2月9日から施行されています。 主な変更点は以下の通りです。 1) 下記の用途または特徴を持つ無線通信装置の利用にはライセンスが不要となりました 産業、科学、医療用の測定機器 周波数: 88-108MHz, e.i.r.p: 10mW以内のオーディオ送信機 周波数: 54-74MHz, e.i.r.p: 10mW以内の無線通信 密閉空間で使用されるレーダーレベル測定用の無線通信装置 周波数: 315kHz以内, e.i.r.p: 150mW以内の無線通信装置 周波数: 5.150-5.350GHz, e.i.r.p: 200mW以内の無線通信装置 周波数: 5.470-5.725GHz, e.i.r.p: 1W以内の無線通信装置 周波数: 5.725-5.850GHz, e.i.r.p: 1W以内の無線通信装置 周波数: 25-470MHz, e.i.r.p: 50mW以内のページャーシステム 周波数: 920-925MHzのRFIDパッシブ型タグ 2) 下記の用途または特徴を持つ無線通信装置の利用にライセンスは不要ですが、販売にはライセンスが必要です 周波数: 920-925MHz, e.i.r.p: 50mW以内のRFIDリーダーとアクティブ型タグ 周波数: 920-925MHz, e.i.r.p: 50mW以内のRFID以外の装置 3) 下記の用途または特徴を持つ無線通信装置の利用にライセンスは不要ですが、製造、輸入および販売にはライセンスが必要です 周波数: 920-925MHz, e.i.r.p: 500mW以内のRFIDリーダーとアクティブ型タグ 周波数: 920-925MHz, e.i.r.p: 500mW以内のRFID以外の装置 周波数: 57-66GHz, 送信出力500mW以内の無線局 この法改正のポイントは、920-925MHzの周波数帯をIoT向けとして加えたことです。 参照: http://www.ratchakitcha.soc.go.th/DATA/PDF/2561/E/031/35.PDF

IoT向けの新しい無線技術基準 ~タイ~

NBTCは、IoT向けの新技術基準 NTC TS 1033-2560 を発行しました。 また、RFID装置向けの既存の技術基準 NTC TS 1010-2550 に代わり、新しく NTC TS 1010-2560 を発行しました。 主なポイントは以下の3点です。 IoT向けの新しい技術基準は920-925MHzの周波数帯を利用する 製品は、無線要件(RF standard)、安全要件(Safety standard)、および放射暴露要件(Radiation Exposure standard)に適合しなければならない 無線出力と利用する周波数範囲によって認証のクラスが異なる これらの基準は、2017年11月24日から有効になります。 各技術基準の概略を以下に記載します。 Technical standards of telecommunication equipment NTC. 1010 – 2560 Radio Communication Radio Frequency Identification: RFID Frequency Band Maximum capacity / Type of radio communication RFID Type of certification < 135 kHz 150 mW (e.i.r.p.) The field strength is 55 dBuA / m at 10 meters. SDoC Field strength > 150 mW (e.i.r.p.) to 7.5 W (e.i.r.p.) or > 55 dBuA / m to 72 dBuA / m at 10 m Class A 13.553 – 13.567 MHz < 10 mW (e.i.r.p.) SDoC 10 mW (e.i.r.p.) – 1 Read more about IoT向けの新しい無線技術基準 ~タイ~[…]

NBTC 無線法規の変更 (2017-08-16)

2017年8月16日付けで、NBTC 無線認証に関する法規の変更が行われました。 技術基準の番号とその対象装置の範囲、および該当するクラスは以下のリストの通りです。 Number Scope Covered Equipment Classification NTC TS 005-2548 Radiocommunication equipment in Global Mobile Personal Communications by Satellite (GMPCS) system Class A NTC TS 006-2548 Wireless microphones Class A NTC TS 007-2548 Radio control operating in 72 MHz Class A NTC TS 1001-2553 Radiocommunication Equipment Used in Land Mobile Service in VHF/UHF Bands for Speech Communications B.E. 2553 (2010) Class B NTC TS 1002-2553 Citizen band (CB) Radiocommunication Equipment operating in the 78 MHz or 245 MHz Frequency Band Class B NTC TS 1003-2553 Radiocommunication Equipment used in Aeronautical Mobile Services in the VHF Frequency Band Class B NTC TS 1004-2553 User equipment operating in cellular land mobile Read more about NBTC 無線法規の変更 (2017-08-16)[…]

IoT向けに920MHz帯の無線通信利用を承認 – タイ –

2017年7月に920MHz帯の無線通信を免許不要で利用可能にする方針を固めていたタイですが、8月31日の公聴会プロセスを経て、11月8日のNBTC(国家放送通信委員会)理事会にて正式に承認されることになりました。 従来(2006年)より920~925MHzの帯域はRFID用に割り当てられていましたが、今後は(音声通話を除く)無線通信用に無免許で利用することが出来ます。 なお、通信機器の承認基準はRFID用途とそれ以外にて別な基準となります。また、IoTネットワークオペレーター事業を行う場合は、NBTCから事業者ラインセンスを受ける必要があります。 この決定により、世界的に加速している LoRa, Sigfox をはじめ、Wi-SUN や 独自プロトコルなど、様々なLPWAの導入がタイでも進み、製造業の生産性向上、公共インフラの保守、そしてスマート農業といった分野で活用される事でしょう。 参考記事: https://www.bangkokpost.com/tech/local-news/1352235/nbtc-approval-for-use-of-iot-spectrum-imminent